バイリンガル

【シリーズ】バイリンガル子育てについて

anne

皆さんはうちの子は英語にだけは苦手意識を持って欲しくないと思われてますか?

英語早期教育の大事さをどこかで聞いたことがありますか?

妊娠したとわかった時、自分の子供は同じような大変な思いをせずバイリンガルになって欲しいと早くから考えていました。

そして、現在うちの3歳、6歳、8歳はスムーズな言語発達をしていて、英語と日本語、どちらも自分の年齢に合うレベルを話せるようになりました。

バイリンガル、そして英語早期教育に対する熱

保育園のお迎えの時、息子が大声で叫んでいます。

Mommy! Can we go play in the park now? I want to go a little bit!

〇〇くん、英語ができるんだね!すごい!

息子の声があまりにも大きく、どうしても目立ってしまうので、送り迎えの時にすれ違う同じクラスの親御さんによく言われる言葉です。

同じクラスの子供たちは、私の夫に良く英語の単語を投げかけてくるようです。

そしてクラスの親御さんやママ友からはどのようにして言語を使い分けているのか、どうすれば子供たちが英語を話せるようになるのか質問を受けることも多いです。

「不安」の正体

そうしてママたちと話をしていると私が感じるモヤモヤは「不安」の表れです。

英語は必ず必要になってくるから、遅れないように環境を整えてあげたいけど、何が正しいかわからない。少なくとも英語に対する苦手意識は持ってほしくないし、好きになってほしい。〇〇が良いと聞いてやってきているけど、効果を感じない…

もちろん私も同じような悩みを持っています。

また、私たち家族の周りにはマルチリンガルファミリーが沢山いて、日本の外国語教育とバイリンガルに対する認識について話し合うことも珍しいのですが、そのアプローチは様々でも、似たような悩みはあります。

英語の早期教育は今では子供たちの将来に対する最良の投資と思われているようにも感じます。

特に英語を学ぶのに苦労して結局は話せるようにはならなかった、多くの時間を費やした経験がある親世代は「自分の子供には苦労せずに英語を習得してほしい」という気持ちも強くなります。

しかし、ネットやSNSに溢れるおうち英語の情報を目にしていると、バイリンガルや英語の早期教育に対する異様な熱、英語の学習教材の多さに圧倒されてしまうことが多いと思います。

なぜバイリンガル育児シリーズを書くのか

実は私、23歳まで英語でのコミュニケーションが取れない人でした。

英語やその他の外国語が好きでいながらも、20歳の時のTOEICの点数は390点。

今では英語が流暢になり、外資系で仕事をした経験を持ち、周りの多くの友達はバイリンガルという生活環境ですが、私はそうなるまで、沢山のお金、時間、努力を費やしました。

もし私が18歳になった時にすでに英語が流暢だったなら、少しでも若い時に人生の「選択肢」が増えていたと思いますし、日々の生活もより豊かなものとなっていただろうと強く思います。

だからこそ、どうせなら言葉の吸収力が高い赤ちゃんの頃から英語に親しんで「バイリンガル」になってほしいという親御さんの気持ちがすごくわかります。

情報に惑わされた経験

その中には妊娠中にネットを漁って目にした次のようなものがありました。

  • DWEでお家で聞き流しをしていれば英語に耳が慣れていずれは英語が話せるようになる。
  • 子供は吸収力が高いから、赤ちゃんのうちから1ヶ月ほど海外の短期留学に行けばいい。
  • 英語は音から学ぶ必要があって、3歳からフォニックスを覚えると良い。
  • この教材で頑張っていたら英語が読めるようになった。
  • 英語ができるほどなるにはやはりインターに送る必要がある。

など…

確かにこのようなツールは使い方や環境の整え次第で、また子供のやる気や適性次第で効果があるかもしれない。

しかし、私は思いました。

根本的な知識を得ることなく、簡単に早く成果を出したいと思うとただ商売に惑われてしまうだけだと。

大人になって英語を話せるようになるまで色々な体験レッスンに参加しては「これで本当に英語が話せるようになるのかな…」と半信半疑していた時と同じでした。

世の中に溢れる情報に惑わされないためには、まずバイリンガリズムについてリサーチし、それを学術として研究してきた人たちの理論を読んでみることで、しっかり研究に基づいた方法を理解するのが大切

そして、これまで私がマルチリンガルとして、子供をバイリンガルを育てる方法についてリサーチしてきたことをまとめ、その「簡単ではない」道のりについて皆さんに共有したいと思うようになりました。

バイリンガル育児の5W1H

バイリンガルにさせたいけれども環境を整えることが難しい、どこまでやらせればいいのか不安な気持ちになるという方に、ぜひ読んでほしいと思います。

私自身がこれまで実践・計画していること、シリーズの構成を次の通りまとめてみました。

今回のシリーズではバイリンガルとは何かについて正しく理解し、多言語が話されている国と日本の違いについて考えてみます。

そして英語学習のアプローチをシフトしたり、長期的な目線でバイリンガルで子育てを進めていくのに役立つ内容にしたいと思っているので、ぜひ最後まで目を通して頂けると嬉しいです。

このシリーズをより深く理解して頂いたり、参考した内容をはっきりさせるため、これまで役に立ったサイトや本を紹介する事があります。ただし収入目的で特定の英語学習教材やサイトを宣伝することはありませんのでご安心ください。

それではまず最初にバイリンガルとは何かについて、その考え方についてぜひ読んでみてください!

こちらをどうぞ↓

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【バイリンガル 1-① 】バイリンガルの定義:流暢さって何?「基準のズレ」を考える
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ABOUT ME
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anne
18歳まで海外旅行の経験もないモノリンガルとして育ち、英語はむしろ苦手な科目。その後、自分に合う外国語学習法に出会い、26歳で3カ国語を使うようになる。大学卒業後は外資系企業でマーケティングの仕事を経験し、のちに英語圏の大学院でMBAを取得。言語や文化、学ぶ環境が人の成長に与える影響を、仕事と実体験の両面から考える。

子どもの成長への関心から、AMI(国際モンテッソーリ協会)の0–3歳/3–6歳向けオリエンテーション(アシスタント)コースを英語・日本語で修了。理論として学んだことは、現在の子育ての中で日々実践の軸になっている。現在はイラストレーターとして活動する傍ら、小学生と未就学児の子どもを日本語と英語の両方に触れる環境で育て、子どもたちはそれぞれのペースでバイリンガルとして成長中。

このブログでは、バイリンガル育児、子どもの発達、家族での旅をテーマに、「理論だけでも、経験だけでもない」視点から日々の気づきを綴る。答えを教える場所ではなく、迷いながら育て、学び続ける過程そのものを共有したい。
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