【宮古島旅行・4日目】牧山展望台で出会った満天の星

noanne

海の駅を出発する頃、水遊びのあとで子どもたちは砂まみれ、海水と汗で体はべたべた。
しかも、お腹もすっかり空いている状態でした。

結局飲んでないことを後悔してます。

夕食は早めに「しまの駅」でお弁当を買って済ませ、翌朝の軽い食べ物も一緒に購入。
そのあと、宿の近くにある小さな港そばの広場で少し走り回り、夕焼けを眺めてから、いったん宿へ戻ることにしました。

星を見るには、もう少し夜が深まる必要があります。
まだ時間が早かったので、先にシャワーを浴びて、寝る準備を整え、ついでに翌日の出発用の荷物もまとめておくのが良さそうでした。

宿に戻って、家族みんなでシャワーを浴びて砂を流し、洗濯機を回している間に、私は簡単に荷物整理。

そうこうしているうちに時間は過ぎ、夜7時半ごろ。
私たちは少し暖かめの服に着替えて、星を見に出発しました。

宮古島は、日が沈むと街灯が少なく、遠くへ行かなくても星空が見える場所です。
ただ、住宅地の周辺には街灯があるため、より多くの星を見たければ、少し暗い場所を探す必要があります。

そこで、宿からは少し距離がありましたが、再び伊良部大橋を渡り、伊良部島の牧山(まきやま)展望台へ向かうことにしました。

街灯のない真っ暗な道を進み、展望台の駐車場に着くと、聞こえるのは虫の声だけ。
辺りは完全な闇に包まれていました。

予想通り、そこにいたのは私たち家族だけ。


特別な機材なし、手持ちでiPhone撮影…これなら悪くないですよね?

車を降りた瞬間、夜空いっぱいに、降ってくるような星が広がっていました。

東京で生まれ育った子どもたちは、こんなにもたくさんの星を肉眼で見るのは、きっと初めて。

「わあ……星だ……!」

子どもたちは、ただただ感嘆しながら空を見上げます。

「……展望台まで行かなくても、ここだけでも十分きれいじゃない?」

そう思いながらも、私たちは一応、展望台へ続く道へ足を踏み入れました。

でも、あまりにも暗くて、野生動物が飛び出してきそうで、気づけば手のひらに汗をかいていました。

長女と長男は「怖い、怖い」と大騒ぎ。
一方で、まだ“怖さ”がよく分からない末っ子は、星を見つけて「きらきらぼし〜♪」と歌い始めました。


牧山展望台。こんなに可愛い建物だったなんて。
真っ暗な中、この階段を上るのが永遠に感じられました。
(出典:miyako-island.net)

子どもたちの手をぎゅっと握って、なんとか展望台へ。
でも、暗闇の中に浮かぶ展望台のシルエットは、まるで巨大な怪物のように見えてしまい……正直、かなり怖かったです。

とりあえず階段を上って星を見ようとしましたが、森に囲まれた、人気のない展望台という空間が、ますます不安を煽る。

「やっぱり戻ろう」

そう言って、私たちは足早に引き返し、逃げるように駐車場へ戻って、そこで星を眺めることにしました。

本当に、誰もいない場所。

森に囲まれ、街の明かりが一切届かないこの場所では、天の川まではっきり見えました。

「こんなにたくさんの星が、いつも私たちの頭の上に浮かんでいるんだよね……」

そう思うと、あまりの美しさに、なかなか目を離すことができませんでした。

この旅で、いちばん心に残った瞬間だったので、簡単にイラストにも描いてみました。(色鉛筆)

宮古島には、星空を楽しめる場所がたくさんあります。

沖縄に行くなら、わざわざ展望台まで行かなくても、街灯のないビーチなどで、十分に星空を楽しめます。

可能であれば、カメラ機材や三脚を持って行くのもおすすめです。

あまり遅くならないうちに宿へ戻りましたが、星を見たあとの興奮がなかなか収まらず、子どもたちも私も、いつもよりずっと遅く眠りにつきました。

ABOUT ME
noanne
noanne
18歳まで海外旅行の経験もないモノリンガルとして育ち、英語はむしろ苦手な科目。その後、自分に合う外国語学習法に出会い、26歳で3カ国語を使うようになる。大学卒業後は外資系企業でマーケティングの仕事を経験し、のちに英語圏の大学院でMBAを取得。言語や文化、学ぶ環境が人の成長に与える影響を、仕事と実体験の両面から考える。

子どもの成長への関心から、AMI(国際モンテッソーリ協会)の0–3歳/3–6歳向けオリエンテーション(アシスタント)コースを英語・日本語で修了。理論として学んだことは、現在の子育ての中で日々実践の軸になっている。現在はイラストレーターとして活動しながら、8歳・6歳・3歳の子どもを育て、日本語と英語の両方に触れる環境を大切にし、子どもたちはそれぞれのペースでバイリンガルとして成長中。

このブログでは、バイリンガル育児、子どもの発達、家族での旅をテーマに、「理論だけでも、経験だけでもない」視点から日々の気づきを綴る。答えを教える場所ではなく、迷いながら育て、学び続ける過程そのものを共有したい。
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