【旅】三重(2) – 2日目 〜 帰る日の過ごし方
それではいよいよ毎日の流れについて話してみます!
- 準備とスケジュール
- 日々のアクティビティーと食事
- 2日目と3日目 : 庭の作業 (ここ)
- まとめ
アクティビティ
2日目
朝、屋根裏部屋で目を覚ますと窓の外にうっすらと太陽が昇ってくるのが見えました。
こちらが2階の屋根裏部屋からリビングを見下ろした時の様子。
ちなみに今回の旅では特に予定を立てていません。
毎日、仕事と育児に追われていたため、会いたい人に会うことも、生活そのものを丁寧にするということもなかなかできていなかった私たち家族なので、今回は友達家族と同じ「時間と場所」で過ごすこと、それが一番大事な事でした。
普通なら日々何をするか大まかなでも計画を立てますが、今回は何も予定を立てなくても良い気がしていました。大切な人たちど時間と場所を共にすることほど特別なことはないです。
そして友人夫婦は新居の庭を整えている最中だったので、その流れで朝から始まった庭の工事にうちの家族も少し参加することになりました。
片方では町の職人たちが集まり小さいショベルカーで重い石を丁寧に運び、塀を作っていました。もう片方では、友達夫婦の家族と友達がきて庭に芝生を敷く作業をしました。
家の中では私と友達が、今日庭の仕事をされる皆さんのため、豆腐おからのドーナツと、山盛りのトンカツランチを用意することに。これまで多人数のために大量の料理をしたことがなかった私は、なんだかドキドキ、ワクワクしました。
庭の工事と作業が続く間、子供たちは芝生を敷く作業を手伝ったり、何も気にせず自由に伸び伸びと時間も忘れて、靴と服が泥だらけになるまで走り回っていました。
普段は週末にもガッチリとスケジュールが決まっている子供たちなので、何事も気にせず過ごせる時間と場所が本当にありがたかったです。
昼食の準備を終えた私はというと…
子供たちが危なくないか少し監督したり、リビングを探索する赤ちゃんと寝転ぶ猫と一緒に古民家特有の梁を丸出しに生かした天井をゆっくり眺めながら時間を過ごしました。
2年前に三重に来たときに見せてもらった時は友人夫婦が再生に進むかどうか悩んでいた段階で、古く、直しても本当に誰かが住めるだろうかと疑問に感じた古民家でした。
しかし1年以上時間と愛情を注ぎ込み直し続け、今は日本伝統の味わいとアメリカの感性が生かされたモダンでとても落ち着きのある仕上がりのインテリアに生まれ変わってました。
リビングの大きな窓から家族の姿を見守りながら、長閑な田舎の風景と時間の過ごし方にピッタリで、いるだけで満たされるような素敵な空間にいられて本当に幸せでした。
3日目
3日目も基本的には庭の作業をして過ごしました。時間が経つにつれてみんなの頑張りで広い庭に芝生が敷かれ、形になっていくのを見るととても誇らしかったです。
普段の仕事ではパソコンの前にばかり座っている夫も久々に体を動かしながら作業をし、少し筋肉痛になってると言いながらも満足げでした。
この日は友達の両親と兄弟、その子供たちまで来てくれてとても賑やかな。子供たちは初めて会ってもすぐに溶け込んで遊び始めますね。
子供たちと夫が皆んなとワイワイとお昼を食べている間、私は何故かとても眠くなってしまい、赤子と昼寝をしてしまいました。
そして午後には友達夫婦が運営するモンテッソーリ幼稚園の子供たちと家族がなんとキャンピングカーで登場!正直キャンピングカーを近くで見たのは初めてだったので遠くから走ってくるキャンピングカーを見て、ワクワクしました。(今考えると何故中を見せてもらわなかったのか、悔やんでます)
キャンピングカーを持ってきてくれた家族意外にもご近所の友達ファミリーが何人か来てくれたのでモンテッソーリ教育やバイリンガル教育について話をしたり、夕食にバーベキューの準備をしながらとても楽しい時間でした。
特に2人のお友達はうちの長女と同い年で、中の1人はなんと全く同じ誕生日!!こんな偶然があり得るのかと凄く親近感を感じました。2人ともとても優しく、親しみやすい性格で落ち着きがあるのが印象的でした。もちろん5歳児らしく走り回って楽器を叩きまくりなんでもやる気満々でしたが。笑
この日はあいにくの雨で残念でしたが、野外で自然を感じながら食事をするとこんなにも楽しいんだなと感じました。バーベキューの後に家に戻りデザートを楽しむ皆んなとまた話がしたかったのですが…赤子は寝る時間を過ぎてしまって大泣き。
自然の中でリラックスしすぎたのか、緊張が解れたのか、普段はなかなか眠れない私も夕食を食べ、子供たちを寝かしつける途中で一緒に寝落ちしてしまいました。起きると時間既に23時過ぎ。夕食後みんなとの談話に参加できなくて悔しかったです…泣。
4日目
短い旅が終わり、とうとう東京に帰る日の朝。
今回の旅で私をハイハイと立っち真っ最中の赤ちゃんを抱えていたため、庭の手伝いがほとんどできませんでしたが、このまま帰る訳にはいかないと感じていて、笑。
数枚だけでも良いから芝生を敷きたかったので庭へ。
その時ムラのある地面を整え芝生を敷き直す作業をしていた友達を手伝っていたら、実際は結局一枚も敷かずに帰ることになりました、笑。
それでもその短い20分の間、少しですがどれだけ大変な作業か、それでも体を動かして何かが出来上がってくる幸福感を少しは分かる気もしました。家が完成するまで、注いできた愛情がこれからもずっと注がれていくでしょう。
実は友達夫婦の新居は、竹の森のすぐ近く位置していて、プチ嵐山竹林とも言えるくらい素敵な雰囲気です。
その竹の森を散策せずに帰るなんて勿体無い。
なので、出発する30分ほど前、最後に家の周りを少し散歩する事にしました。
その道を散策しながら、子供たちは虫取り網を振り回して蝶々を捕まえようとしたり、キツネの穴を見に行ったりして、最後まで自然に囲まれ伸び伸びできたと思います。